概要
大木町の建築設計事務所です。
住宅、店舗などの小規模・中規模の建築設計のほかロゴ制作なども行なっています。
事業理念
自分の場所だと感じ、落ち着ける、お気に入りの場所はあるでしょうか?
それは自分の家、自分の部屋でしょうか?
それは、カフェ、バー、公園、寺、神社、川岸、海辺、湖畔、山、、、?
そこへはどんな時にいくのでしょう?
休みたいとき、日常を離れたいとき、人に会いたいとき、会いたくないとき、、、、?
だれでも「場所」に心の拠り所を求めるときがあると思います。そんなとき、行きたくなる場所が必要で、そんな場所がたくさんあることはその人にとっても、まちにとっても、何か豊かなことのように思います。
つるくさぱーらー は、心の拠り所としてひとが求める「お気に入りの場所」をつくることを使命としています。
デザインを通して「そこに居ること」に満足できるような場所を広めていきたいと考えています。
事業内容
・お気に入りの場所の提案→建築設計
(住宅、店舗など 新築、リフォームどちらも 構造はなんでも)
・お気に入りの場所を自ら作る提案→プロダクト開発・販売
・お気に入りの場所の提供→カフェ運営(準備中)
建築設計で大事にしていること
居心地をよくすること
お気に入りの場所となるには居心地がよいことが必須と思われます。
みなさん、飲食店などに入った際、なんとなく理由があって席を選ぶと思います。その理由を掘り下げてみると
・壁を背にできる
・部屋の隅である
・人が少ない
・全体を見渡せる
・明るすぎない
・エアコンの風が直接当たらない
・席が広い
・椅子がへたっていない
・景色がいい
・ごちゃごちゃが目に入らない
・光源が目に入らない
・BGMがうるさすぎない
・人の話し声が気にならない
などいろいろ出てくることがわかります。
ひょとすると、入るお店を選ぶ時点で、実は、味や価格以外の、落ち着き、あたたかみ、殺風景でない、といった「居心地」を重視しているのではないでしょうか。細かなことが居心地に影響してきますので、細かなデリカシーが人の活動の背景である建築には求められると思っています。
「眺め」をつくること
居心地に関係がありますが、人がある場所に「居る」には「眺め」が必要だと思っています。ここでいう「眺め」というのは窓の風景に限らず、美術品などお気に入りのもの、揺らめく木陰、陰影など、視線を向けてぼーっと眺める対象のことです。人は常に気晴らしが必要なものです。室内というのは実用性のみで形が決まってしまったり、実用的なものによって埋まってしまいがちですが、人が室内に「居る」ためには気晴らしの要素が必要です。そのために「眺め」を確保することは欠かせないと思います。
「隙」をのこすこと
外壁が外と内の境界であるように建築設計は境界を決定することと言えます。建築の境界がつくる秩序は強いため建築が人を阻害することのないよう配慮が必要です。建築には使いこなすための程よいゆるさや、使い手の意思が入り込む「隙」を残しておく必要があると思います。
土地の魅力を引き出すこと
土地の広さ、隣家との距離、景色、風向き、法律の難易など、土地ごとに強み・弱みがあります。それらを整理し、弱みを補い、強みを最大化する建物の配置、形状、間取りを考える必要があります。実用を加味しつつ土地に適し、その魅力を引き出す建築とすることが設計には求められていると思います。
風景に馴染むこと
建築は景観の要素でもあります。場所の文脈を読み解いて場所に馴染む姿とすることが、長くそこに建つ建築のあり方としてふさわしいと考えています。
所在地
〒830-0416 福岡県三潴郡大木町八町牟田672-1-111
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業務エリア
福岡県筑後地方、佐賀県東部・中部、をメインとしております。
業務状況によりましてはエリア外もご対応させていただきます。ご用命の場合はご連絡ください。